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黒薔薇学園の白い百合たち
第13章 留美子と宗一郎

そんなタイミングで
ベンチで対面騎乗位で女が腰を振っていたカップルが、男が射精したのを機に
そそくさと着衣の乱れを整えて、
公園の暗がりの中へ消えていった。

「ベンチが空いたよ…おいで…」

抵抗するまもなく
留美子は宗一郎に手を引かれてベンチに腰かけた。

「…声、出しちゃダメだからね…周りに気付かれちゃうからね」

親指が唇をなぞり、クイッと顎を持ち上げられた。

「…俺もう、我慢できないから」

「っ!?」

言葉の意味を裏付けるように、ふさがれた唇。

離れようとも、頬を両手で包まれ逃げられない。

何度も絡められる舌に、
声が漏れそうになるのを必死に耐える。

「ふっ…はぁ…っ」

恥ずかしさから目には涙が滲み、視界が歪んだ。

とろけてしまいそうなキス。

力が抜けていくのを感じたが、
慌ててスカートの裾の乱れを整えて
しっかりと股間をガードした。

やがて頬を撫でていた宗一郎の手は
留美子の体をな撫でるように降りてゆく。

その指先がスカート越しに留美子のソコに触れ、
柔らかさを確かめるようにゆっくりと捲り始めた。

忍び込む指が留美子の敏感な突起に触れる。

「だ、だめっ…!」

「しーっ…声を出さないで、
こんな事してるのバレちゃうよ?」

「っ!?」

「声、我慢してね…」

そう言って宗一郎は留美子の耳を甘噛みし
指先が、留美子のスカートを完全に捲りあげ、
ショーツの上から指先を割れ目に押し込んできた。

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