この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
黒薔薇学園の白い百合たち
第17章 帰京

そんな悪口雑言(あっこうぞうごん)のLINEの中に
黒薔薇学園の学年主任の岡本先生からのLINEが混じっていた。

『岡本先生…』

土方雅人はイヤな予感しかしなかった。

恐る恐る岡本先生からのLINEを開いてみると

『C組がやけに騒がしいので
一人の生徒を捕まえて理由を聞いてみました。
おめでたいところ申し訳ないが
今夕、緊急の職員会議を開くので
是非ともご参加くださいますようお願いします』

ああ…ついにクビが言い渡されるのか…

一瞬で表情が曇った雅人の様子を
私は見逃しませんでした。

「学園からですか?」

「まあ、遅かれ早かれ処分が下されるのであれば
早いに越したことがないですよ
その方がこちらも就職活動に専念できますから…」

私は申し訳なくて
夫の手をギュ~っと握りしめました。

学園からの一本のLINEで
新婚ムードで帰京する甘い時間は
針の筵(むしろ)に座らされているような
とても重苦しい時間になってしまいました。

東京に到着すると
夫は、その足で学園へと向かいました。

私も一度、部屋へ戻って大学へ顔を出さなければなりませんでした。

夫には内緒にしていましたが
実は私も大学からの呼び出しがあったんです。


/272ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ