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黒薔薇学園の白い百合たち
第4章 女子生徒の反乱

ランチタイムには
昨日の約束どおり、
土方先生にお弁当を差し入れしました。

昨日と大しておかずは変わっていなくて
申し訳なかったんですけど
「今日のお弁当も格別に旨いですよ」と
あっという間に平らげてくれました。

食後のコーヒーを飲みながら
「日向先生の授業…
わかりやすくていいんですけど、
もう少し大きな声でしゃべった方がいいな」なんて
土方先生ったら
先輩風を吹かせて私に忠告したり
なんだか残りの授業も楽しくやり過ごせそうな気がした。

「ところで日向先生…
今夜、お時間空いてますか?」

来たぁ!
これって絶対にデートのお誘いよね

「はい、大丈夫です」

「お弁当のお礼と言ってはなんですが…
良ければ、今夜、飲みに行きませんか?
もう成人してるし、お酒は大丈夫なんでしょ?」

「ええ、お酒は大好きです」

少しばかり嘘をつきました。
飲めるんですけど、それほど強くないし
好きっていうほどでもなかったんです。

「よかった!では、食事をご一緒してください」

教頭先生が近づいてきたので
土方先生は小声で早口でデートを申し込んできた。

「ええっと…次の授業ですが…」

土方先生ったら
教頭先生の目を気にして
わざとらしく教科書を開いて
私に指導しているフリをしました。

それがなんだか可笑しくて
私、不謹慎にも「くすっ」って笑っちゃいました


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