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黒薔薇学園の白い百合たち
第4章 女子生徒の反乱

放課後、一緒に下校しませんかと誘う土方先生でしたが
「先生、あなた自転車じゃないですか
性懲りもなくニケツで帰ろうと誘うんですか?」

「そう言われると思ってね
今日は徒歩で登校してきたんですよ」

「まあ!そうでしたの?
でも、お生憎さま、今日は先約があるの」

そう告げると
あからさまにガックリと肩を落とした。

「先生、明日!明日ならご一緒できます」

そう告げるとパァっと明るい表情になった。

『うふふ、ほんとにわかりやすい人』

指導教官としてではなく
私は一個人として土方先生に惹かれ始めていた。

さて、では、気合いを入れて
人生相談に行くとしますか!

私は教員室の先生方に
「お先に失礼します」と挨拶を済ませて
急いで視聴覚室へと向かいました。

視聴覚室に飛び込むと
暗幕が閉められていて
中は真っ暗でした。

『ええっと…照明のスイッチはと…』

手を壁に這わして電源スイッチを探しましたが
私が在校中にはなかった部屋なので
要領を得ません。

壁に這わした手が
不意に誰かに握られた。

「日向先生、見っけ!」

相談があると言い出した女の子とは
別の声がした。

三人のうちの残り二人のどちらかなのでしょうか

背後ではカチャっとドアの施錠をする音がした。

『えっ?』

人間の本能として
暗闇で部屋の施錠をされると
イヤな予感がしてしまいます。


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