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黒薔薇学園の白い百合たち
第6章 カップリング

「まあ、こんな風に
融通の効かない僕でよければ
これからも付き合ってもらえるかな?」

この沢渡くんの言葉に
私も香代も二人同時に「えっ?」と声をあげた

「じゃあ、沢渡くん…
香代を気に入ってもらえたの?」

「気に入るも何も
彼女は僕のタイプだよ
ど真ん中のストライクさ!」

ヘナヘナと香代は席に腰を落として
今度は嬉し涙を流し始めた。

「お、おい…もう泣かないでおくれよ
何だか僕が泣かせているみたいじゃないか」

「じゃあ…めでたくカップリング成立?」

「ああ、もし、彼女が僕を気に入ってくれればの話だけど…」

「気に入ってます!
始めてご挨拶をした時から
私は沢渡さんに一目惚れしていたんです!」

やった!
これで画像を削除してもらえるわ…

香代と同様に
私も力が抜けて泣きたい気分でした。


あまり遅くしてはいけないと
沢渡くんが香代を送っていくことになり
私はお邪魔虫のようでしたので
お店を出たところで二人に別れを告げた。

『よかったわ…』

画像の削除が目的だったけれど
去り行く二人を見送っていると
何だかキューピッドになった気分で
私はとても充実していました。

『今夜…土方先生に抱いていただこう…』

私はスマホを取り出すと
土方先生に連絡を入れて
今夜のデートの約束を取り付けた。

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