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黒薔薇学園の白い百合たち
第6章 カップリング

「急に降りだしてきたね」

部屋に備え付けのバスタオルで
雫が垂れるほど濡れた髪を拭いた。

「ほら、もっとちゃんと拭かないと」

沢渡は香代の背後に回って
髪をタオルでしっかりと拭いてあげた。

「うふ、髪の毛、ボサボサになっちゃった」

「あ、ごめん…ついつい自分と同じように
ヘアの乱れも気にせずに拭いちゃったから…」

そのタイミングで香代は「くしゅん」と
くしゃみをした。

「体、冷えちゃった?
服も濡れてるしハンガーにかけて乾かそうか…
そのついでと言っては何だけど
お風呂に入って温まったほうがいいよ」

バスタブに湯を張ってあげる。

バスルームはラブホテルか?というほどの
チープな作りだった。
バスタブもそんなに広くない。
まるで、バスルームでセックスなんかするなと
そう言わんばかりの広さだ。

バスルームから出ると
香代は服を脱いで制服をハンガーにかけていた。

「あ、勘違いしないでね
大胆な女だなんて思わないでね
脱がないと体の芯まで冷えちゃったから」

「うん、そうだね、僕も脱ぐよ」

さあ、お湯が溜まるまでこれを着ていなさいと
部屋着を香代に差し出した。
下着姿の女子高生は、あまりにも目の毒だった。



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