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お義父さんといっしょ〜変態日記〜
第1章 始まりの話し
お義父さんの正面に回って胸元を撫でる。

お義父さんには胸毛はない。ツルツルしている。

大きな太鼓腹も優しくなでなで。

「立派なお腹よね。布袋さんみたい。」

お義父さんはお腹をポンポンと叩いて、

「ありがたい腹じゃろう。幸せを呼ぶで。」

「ホントね、だから私も幸せなんじゃね。」

「幸せか?」

お義父さんは私が本当は寂しくて、不本意な所に

嫁に来たと思っているのではないかと思っているのだと感じた。

「なによ、嫌でこんなことしよると思ってるん?

私は幸せよ。良夫さんとはああでも、私にはお義父さんがいる。

お義父さんが私のことすごく大切に思ってくれていること

すごく分かってるから。歳は離れてるけど

そんなのどうだっていいんよ。お義父さんが嫌なら別だけど。」

お義父さんはすごく悪いことを言ってしまったような顔で

「すまん、なんか不憫でのぉ」

「お義父さん、しつこいよ。怒るよ。」

お義父さんの口ぶりにまだ私に対して

申し訳ない気持ちがあるように見えた。

「私はとても幸せよ。いつまでもお義父さんといっしょよ」

お義父さんと向かい合って、私は正座した。

お義父さんの足を私の膝に乗せて片方づつ揉み洗う。

ふくらはぎを柔らかくマッサージしながら絞り上げるように。

「疲れが取れるようなのう」

「今日もいっぱい歩いたでしょ。ふくらはぎパンパンね」

「今日もよう動いたわ。じゃけえ元気でおれるんよ」

「ほんまよね、これで明日も元気に働けるよ。」

「ほんまじゃ、しっかり稼いで旅行でも行きたいのう。」

「あっ、それいいね。連れて行ってね。」

お義父さんの顔が強さを帯びて見えた。

「舞ちゃんのおっぱい、かわいいのう」

ちょっとカッコいいと思ったら、すぐにほっぺがゆるゆるになって

「手のひらサイズじゃ」

「小さくてごめんね」

「そういう意味じゃないんよ。丁度良くてわし好みなんよ。」

「それならいいよ。あとでいっぱい触っていいよ。」

お義父さんはニコニコ。

足裏や指をマッサージされながら、

お義父さんはフワフワ気持ちよさそうにしていた。

「眠たくなっちゃうねぇ、気持ちいいねぇ。」

お義父さんはフワフワの笑顔で

「明日もしてくれんか?」

私も最大限の笑顔で、大きくうなづいて見せた。






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