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第17章 3日目

佐久間先生？、あの子1年の武内結乃ちゃんですよね？」
「はい。そうです」
「彼女、最近変わりましたよね」
「前はもっと内気で、あまり人と話してる所を見た事がなかったのに、最近は明るくなって、周りの子達とも打ち解けているように見えます」

「まぁ新1年生で入って来て、すぐ周りの子達と仲良くなれる子と、そうじゃない子がいますからね」

「彼氏でもできたのかしら・・」
「ブハっーーーっ！ゲホッ！ゲホッ！」
「あ・・佐久間先生、大丈夫ですか？」
「すみません・・ちょっとお茶が気管に入ってしまいました」
「私、ちょっと見回りに行って来ます。あんな格好でウロウロされたら心配ですから」

「お疲れ様です。何かありましたら連絡下さい」

「この土地は標高が高く気温もさほど高くないので、近隣の中学や高校が部活の合宿で多く使用している。

「お土産何にしようかな～？」
色んなお店を回り、あれこれと買い物をして、そろそろ疲れたからどこかでお茶でも飲んで休もうかな～と思っていた矢先・・

「ねえねえ、どこから来たの？」
「部活の合宿？何部？」
「ちっちゃくて可愛いね～」
「中学生？」「何年生？」
突然3人組の男達に囲まれた
「俺たちこの辺詳しいから案内するよ」
「あ・・いえ、結構です」
「まぁまぁそう言わずに」
「仲良くしようよ～」
「こっち行こう」
「あっ！イヤッ！離して下さい」
いくら抵抗しても男3人じゃ適わない。
「よしよし、お兄さん達が可愛がってあげるからね～こっいおいで～」