この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
結乃13歳
第19章 家出
翌日
「お母さん、昨日結乃ちゃんがなぜ僕の所に駆け込んで来たか、理由は知ってますね?」
「あ・はい。本当にご迷惑をおかけして、申し訳ありません」
「いや、僕の事はどうでもいいんです。大切なのは結乃ちゃんです。どれほどショックで、どれほど辛かったか」
「私も、まさかあの人が結乃にこんな事をするなんて、信じられない気持ちです」
「はっきり言います。今の状況で結乃ちゃんをお家に帰す訳には行きません。それはご理解頂けますね?」
「あ・・はい、そうですね」
「その男性とすぐに関係を絶つ事はできますか?」
「私はそのつもりなんですが、相手がそれで納得するかどうか・・」
「では、こうしましょう。お母さんがその男性とキッパリ関係を絶つまで、僕が責任持って結乃ちゃんを預かります」
「児童保護施設に行くよりは、その方が結乃ちゃんのためだと思います」
「お母さんの許可がもらえれば、結乃ちゃんもコソコソする必要もなくなりますから」
「結乃はそれでいいの?」
「うん。私はあの人ともう会いたくない」
「結乃がいいなら、それで・・申し訳ありませんが、よろしくお願い致します」
結乃は佐久間の方を見てニコニコしている。
「あのな・・お母さんだってお前と離れ離れになったら寂しいんだぞ」
「うん。わかってる」
「じゃ、そういう事で、何か進展がありましたら必ず連絡して下さい」
「お母さん、昨日結乃ちゃんがなぜ僕の所に駆け込んで来たか、理由は知ってますね?」
「あ・はい。本当にご迷惑をおかけして、申し訳ありません」
「いや、僕の事はどうでもいいんです。大切なのは結乃ちゃんです。どれほどショックで、どれほど辛かったか」
「私も、まさかあの人が結乃にこんな事をするなんて、信じられない気持ちです」
「はっきり言います。今の状況で結乃ちゃんをお家に帰す訳には行きません。それはご理解頂けますね?」
「あ・・はい、そうですね」
「その男性とすぐに関係を絶つ事はできますか?」
「私はそのつもりなんですが、相手がそれで納得するかどうか・・」
「では、こうしましょう。お母さんがその男性とキッパリ関係を絶つまで、僕が責任持って結乃ちゃんを預かります」
「児童保護施設に行くよりは、その方が結乃ちゃんのためだと思います」
「お母さんの許可がもらえれば、結乃ちゃんもコソコソする必要もなくなりますから」
「結乃はそれでいいの?」
「うん。私はあの人ともう会いたくない」
「結乃がいいなら、それで・・申し訳ありませんが、よろしくお願い致します」
結乃は佐久間の方を見てニコニコしている。
「あのな・・お母さんだってお前と離れ離れになったら寂しいんだぞ」
「うん。わかってる」
「じゃ、そういう事で、何か進展がありましたら必ず連絡して下さい」