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結乃13歳
第22章 夏休み①
夏休み

結乃の中学校生活も1学期が終わり
夏休みに入った。

夏休み中もテニス部は、ほぼ毎日練習がある。全国大会前なので当然の事だろう。

練習は朝9時から昼休みを挟んで夕方5時まで、この30度を超える暑い夏に外のコートでの長時間練習はかなりキツい。

「はい!次!武内さんコートに入って」
「はい!」

「パシーン、パシーン、パシーン」

「一歩目が遅いわよ!もっと早く動きなさい!」
「はい!」
「返しが浅い!もっと深く返さないと!カウンター食らうでしょ!」
「はい!すみません・・」
「ほら!ネットに出るタイミングも遅いわよ」
「もっと走る!」
「はい!」

「ねぇねぇ、結乃って最近、篠崎さんに気に入られてるのかな??」
「言われてみればそうね・・」
「だって、篠崎さんって今まで1年生相手にコートで直接練習をつけるなんて、絶対しなかったもんね」
「そうそう。ほとんど3年生か、2年のレギュラークラスの人としかコートに入らなかったもん」

「結乃はどうやって気に入られたんだろうね~?」
「謎だわ~」

集合!!!
「今日の練習はここまで!」
「1年生は用具の後片付けをして」
「2、3年生は解散!」
「以上!」

「ありがとうございました!!」

「ヤバい・・もうダメ・・」
「結乃、あんた大丈夫?」
「篠崎さんにかなりしごかれてたみたいだけど」
「あ、うん。大丈夫。少し慣れて来たから」

「ねぇ、篠崎さんにどうやって気にいられたの?」
「え??気にいられたのかな~?」
「結乃があまりにも下手過ぎて、見るに見かねたのかも・・笑」

「いやいや、下手な人なら他にもたくさんいるし・・私もだけど・・」

「武内さーん!」
「ほーーら!来た!篠崎さんがお呼びだよ~」
「えーーっ?・・何かな~?」
「取り敢えず行くね」
「うん!結乃、頑張れ!」
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