この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
見ているのはあなただけ
第1章 偶然
仕事が終わり、最寄り駅からの帰宅途中で今朝の事を思い出す
(もしかして、あたしが手紙を入れてるってバレてるのかな・・・)
すると
「こんばんわ!!」
ふいに声をかけられ、驚いて持っていた荷物を落としてしまった
「 あ・・・驚かせちゃいましたか?すみません・・・」
「い、いえ。大丈夫です。今帰りですか?」
「ちょっと論文に煮詰まっちゃったので散歩していて」
「そうなんですね。大変ですね~」
たわいもない会話をしながらマンションまで並んで歩く
こんな偶然嬉しくないわけがない
「そういえば、今朝の手紙にゴミの分別について書いてあったんですよ~」
「!!!へぇぇ・・ぇ・・・・」
「直接行ってくれればいいのに面白い人もいますよね~」
「そ…そういうの嫌じゃないんですか?気持ち悪いとか・・・・」
「全然~きっと不器用な人なんじゃないですかね~」
真っ直ぐ見て話す目はどこか探っているようにも感じる
(や・・やばい・・・・・絶対にバレてる・・・・)
(もしかして、あたしが手紙を入れてるってバレてるのかな・・・)
すると
「こんばんわ!!」
ふいに声をかけられ、驚いて持っていた荷物を落としてしまった
「 あ・・・驚かせちゃいましたか?すみません・・・」
「い、いえ。大丈夫です。今帰りですか?」
「ちょっと論文に煮詰まっちゃったので散歩していて」
「そうなんですね。大変ですね~」
たわいもない会話をしながらマンションまで並んで歩く
こんな偶然嬉しくないわけがない
「そういえば、今朝の手紙にゴミの分別について書いてあったんですよ~」
「!!!へぇぇ・・ぇ・・・・」
「直接行ってくれればいいのに面白い人もいますよね~」
「そ…そういうの嫌じゃないんですか?気持ち悪いとか・・・・」
「全然~きっと不器用な人なんじゃないですかね~」
真っ直ぐ見て話す目はどこか探っているようにも感じる
(や・・やばい・・・・・絶対にバレてる・・・・)