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ラズベリーの甘い誘惑
第1章 王子様はお姫様を夢見る。
王子様は考えます。乳房を隠す両手を取っ払う事は簡単です。両手を片手で拘束し、ベッドに縫い付けてしまえば、きっとこの先もスムーズでしょう。力で捻じ伏せるやり方が、王子様は大好きです。ですが、王子様は考えます。乱暴な気持ちはあるのですが、女の子を前にすると少し違うと思ってしまうのです。

男の人にこのような事をされるのは、きっと初めてでしょう。驚きと、戸惑いと、羞恥とで、目を白黒させ、頬を真っ赤にさせ、控え目な抵抗しかできないでいる女の子。自分好みに育てていくにぴったりな人材を、逃がさず壊さず囲うには、どうするのが一番良いのでしょう。

王子様は、じっくりじっくり考えます。

「エル、手が邪魔だよ?」
「っ……」

王子様は、とてもとても悲しそうな顔をして、とてもとても悲しそうな声で言いました。女の子は言葉を詰まらせます。女の子は、こんな状況にさていながらも、王子様の事を嫌いになれないでいたので、王子様は悲しい顔をすると、自分まで悲しくなってしまいます。

女の子は迷います。迷って、迷って、迷って、迷い抜いて、身体を震わせながら、その手をゆっくりと下ろしたのでした。

「良い子だね」

王子様は先程の悲しげな雰囲気から一変し、満足そうに頷き、女の子の頭を優しく撫でてあげました。女の子は人目に己の乳房を晒す恥ずかしさに、ぽろぽろと涙を零します。勿論そんな事で心を痛める王子様ではなく、寧ろ益々性欲を掻き立てられ、下半身を熱く滾らせるのでした。

王子様はじっくり身体を見詰めます。ねっとりとした視線を受けて身体が震えると、大きな乳房が美味しそうにぷるんぷるん震えます。真っ白く柔らかそうな乳房の中心では、色素の薄い桃色の乳首がツンと立ち上がっていました。

「エルのおっぱいはとても大きいね」
「え、ぁっ……」

王子様はその大きな乳房を無遠慮に揉み上げます。まるでマシュマロのような、極上な柔らかさでした。
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