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ラズベリーの甘い誘惑
第1章 王子様はお姫様を夢見る。
「まずは、下着を脱いで」

王子様がそう告げると、女の子は大きな目を更に大きく真ん丸くして言葉を失いました。思わず出かかった拒否の言葉を慌てて呑み込み、横に振りそうになった頭をどうにか思いとどまらせます。そして、おずおずと下着に手を伸ばし、細く伸びた足から抜き取ってしまいました。

王子様はその様子をただ見ているだけです。羞恥から顔を真っ赤にさせ、目に涙をため、今すぐにでも逃げ出したい衝動を懸命に我慢し、従順な態度を装って要求を呑む女の子の姿に、背筋がぞくぞくと震えます。嗜虐心と征服欲がとても大きく膨らんで、もうそれしかないんじゃないかってくらい、王子様の心の中で大きく育ちました。

王子様の中心はズボンの中で窮屈そうにしており、さっきからずっと早く出せと訴えているようでした。限界まで膨らんだそれは痛い程で、こんなにのんびりまったりしている余裕などないはずなのですが、王子様は落ち着いた様子で愉しそうに命令します。

「ドレスが邪魔だから、完全に取っちゃおうか」

女の子は唇を噛み締めて、顔から火が出るじゃないかというほど頬を真っ赤にしながら、ドレスを丁寧に脱いでいきます。そしてとうとう、ロンググローブとガーターレスのストッキングだけの姿となってしました。

王子様の咽喉が鳴ります。出るところはしっかりでて、引っ込むとことはしっかり引っ込んでいる女の子の身体はとても美しく、穢れを知らずに真っ白く輝いていました。王子様の穢れきった手がその細い腰を一撫ですると、女の子の身体は簡単に跳ね上がり、唇からは甘い吐息が零れ落ちました。

「とっても綺麗だよ、エル」

王子様は柔らかく笑みを浮かべ、極上に甘い声で囁きます。それに絆されるように、女の子の表情が少しだけ和らぎます。

「じゃあ、脚を開いて、エルの大事なところをよく見せてごらん」

王子様はその笑みに似合わずとんでもないことを女の子に要求しました。案の定、和らいでいた女の子の顔が一瞬で固まります。

王子様の中では、この要求は叶わなくとも問題はありませんでした。それならそうと無理矢理脚を開かせ、また後で別の方法で罰を与えるだけです。目の前の女の子はとても迷っていて、その苦悩の表情がまた一段と色っぽく見えたのでした。

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