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欲しいんでしょ
第10章 おひるのおひさま

「嫌われたかと、思ってた」

声が震えてしまった。


あたしの本音はその言葉が引き金になり、どんどん溢れ出す。

「急にっ無視するし、目も合わせてくれないし、あたし、結構辛かったんだからっ・・・」


卓は頭を撫でてごめんと謝った。


「ほんとごめんな・・・。辛い思いさせて」


「・・・いいよ。だって多分卓の意思じゃないんでしょ?」


おそらく、愛実ちゃんの意思。


話によると卓は愛実ちゃんに脅されていたらしい。


全部、あたしのためだったんだ。

「ごめんね・・・」

「何で謝んだよ。俺が勝手にとった行動なんだから早苗悪くねーし」


卓は相変わらず優しすぎるよ。


止まりかけてた涙がまたあふれだした。


「あの、早苗?そろそろ返事聞かせてもらっていい・・・?」

不安そうに覗き込んでくる。


「好きぃ!大好きに決まってんじゃん!」


あたしはさっきより強く卓を抱きしめた。

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