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欲しいんでしょ
第2章 だってもう退けないじゃん

声をかける暇も無く出ていった早苗を見送り、ストンとベッドに座った。


「……………」










(…あっっっっ!!ぶねぇええぇー!!)

一気に冷や汗が身体中から出てくる。

卓は頭をかかえ、焦点のずれた目をぐるぐると回した。

「あ、そうか、夢か、夢か、ゆ…」

卓は携帯を開いた。


無防備な寝顔の早苗。しかし服は淫らにはだけている。

「…夢な訳ねーよな。」


早苗の感覚も体温も

まだ残ってるよ




「……もう、退けねーな。早苗。」
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