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欲しいんでしょ
第4章 机上の気丈~愛実side~

「…ぁ…ぁぁ…!」


聞こえてくる甘い喘ぎ声。


一体誰の声なんだろう。


「あぁあっふぁあ!」


ドキドキ…

心臓がだんだん早くなっていった。



喘ぎ声と、そして笑い声も聞こえてくる。

「早苗すげーいい顔。脅されてんのに喜んでるんだ。淫乱。」


(えっ!早苗先輩!?)

私は目を丸くさせた。


…………。



私は驚きと同時にちょっとした安心感もあった。


(早苗先輩、彼氏いるんだ。あれ、でも今脅されてって聞こえたけど…?)


「はぁああんっ!またイっちゃうぅ!」


複雑な思考を甘い声が遮った。




じくっ…





私は下半身に違和感を感じた。

まさかと思い、自分のあそこに指をあてる。


ピチャ…



濡れてる。

私は自分の行為を恥じたが、扉から聞こえるあの喘ぎ声が興奮材料となってしまう。


私は一番敏感な部分を指でいじった。




前から想いを寄せている
卓先輩を想像しながら。
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