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欲しいんでしょ
第6章 早苗の長い休息

あたしは何だか可笑しくなって、笑いながら手を振る。



(卓とこんな風に遊んだの、久しぶりかも。)



もう日が沈みかけていた。



誰の思惑も知らず、太陽はあたしを照らす。


逆光で卓の顔は黒く染まり
よく見えなかった。
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