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欲しいんでしょ
第7章 ただ、
入ってきて…

もっと卓を感じたいの…



「淫乱」

そう言ってあそこに固いモノをあてがう。

あたしは既にぐしょぐしょに濡れてたから、すんなり入った。




卓に揺さぶられ、何度も果てる。

(もっとあたしの奥に来て…)

口に出さない本音が胸の中で渦巻く。


それに応えるかのように、卓はお互いの肌がぶつかって音が出るまで腰を振った。


「ヤベ…早苗、そろそろっ…」

「あっ…たし、もっ…!」


より一層卓の動きは早まり、それを感じながら二人同時にイった。


快感の渦の中、あたしの心にある感情が生まれる。

胸をきゅうきゅう締め付けて、苦しいのに嫌じゃない。


何かこんな事、前にもあったなぁ。


ぼんやりした思考ではそれしか考えられない。


「早苗………き…」

卓が何か言ったようだったけど、冷たい風が吹きよく聞き取れなかった。


(卓…もしかしたらあたし、卓の事…)
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