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全部、夏のせい
第7章 初めての夜とその後〜エクス、マルセイユ、パリ
マルセイユでは、この前と同じホテルの同じお部屋だった。

とにかく、一緒に居たくて、
くっついていたくて、
食事もお部屋に運んで貰ってベッドで過ごした。


やっぱり痛くて、
でも、そのことを言えずにいたら、

「マーサ、我慢したらダメだよ?」と言って、
文字通り、本当にくっついて横になって、
ただ、心臓の鼓動を聴いていたり、
お喋りしてはうとうとして過ごした。


合間にアラムは、

「確認させて?」と言って、
両脚の間に潜り込んで、
そっと触れたり、優しく舐めたりしてくれるけど、

「今日は挿れない方が良いかもね?」と気遣ってくれる。


「だったら、私が指で刺激してみましょうか?
それとも、アラムみたいにペロペロしてみる?」と言うと、
色が黒くて判らないけど、
多分顔を紅くして、

「そんなこと、しなくていいよ」と言って、
額にキスをする。


「でも…」と言っても、
アラムは、
「良いから…」と言って、
私には何もさせてくれない。


夕食を軽く摂って、
一緒にのんびりお風呂に入って、
その日はシャンプーまでして貰って、
髪まで乾かしてくれた。


「自分で出来るのに…」と言うと、

「僕がやりたいだけだから。
マーサは僕の大切なお姫様だよ」と笑った。



そして、その翌日、
国内線でパリに移動した。


あと、二日しか一緒に居られないと思うと、
泣きそうになったけど、
なるべく笑顔で過ごそうと思っていた。



パリでは、
「ハネムーンみたいなものだから」と言って、
五つ星のホテルを予約してくれていた。


荷物を置くと、
「さあ。
素敵な下着、買いに行こうか?
コンシェルジュに、上質な下着のお店、
訊いておいたから!」と笑う。


「じゃあ、エスコートしてね?」と笑うと、
とても嬉しそうに指を絡ませて手を繋いでくれた。
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