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全部、夏のせい
第7章 初めての夜とその後〜エクス、マルセイユ、パリ
ソファに座って水を飲んでいたアラムは、
ペットボトルを置いて立ち上がって私を観ると、
駆け寄ってきて私を見つめてから、
膝をついて私の手を取ってそっと手の甲にキスを落とす。


「なんて素敵なんだろう。
僕のお姫様。
僕の全て。
心から愛してる。
死ぬまで一緒に過ごして、
愛し続ける。
マーサ。
君に逢えて、
本当に良かった」と言うと、
立ち上がってキスをする。


舌を絡ませてながら激しくキスをしているだけで、
目眩がして、意識が遠くなりそうで、
アラムを強く抱き締めると、
アラムも同じように強く抱き締めては背中を弄って手の平で私を確かめるかのように撫で回す。

そして、軽々と私を抱き上げてベッドに運んでくれる。


私の上に乗って、
見つめ合っていると、
また、涙が出てしまう。


「マーサ?」

「幸せなの。
でも、明日、日本に一人で戻るのが淋しくて…」

「ビザが取れたらすぐに会いに行くから。
ご両親に挨拶して、
一緒に暮らそう」

「アラム…。
朝まで抱いて?」と言って、
アラムの首に腕を巻き付けてキスをすると、

「ああ。
マーサ…。
愛してる。
今夜は朝までずっと、
マーサを抱いていたい」と言って、
激しくキスを返してくれる。


アラムの舌が、口の中で違う生き物のように動き回る。

必死にそれを追い掛けるようにしていると、
頭の芯までクラクラしてしまう。
気持ち良さに甘ったるい声が出てしまって、
アラムの背中に回した手が動き回る。

耳も舐めては舌を入れられると、
もっと声が出てしまう。


「私もさせて?」と、
アラムの耳を舐めたり、
耳朶を甘噛みしてみると、
アラムの身体がピクンとして、声を出した。


お返しとばかりに、攻め立てられると、
身体が跳ねてしまいそうになって、
慌ててアラムにしがみつく。


頸筋にもゆっくりキスをしては舌を這わせて、
鎖骨を舐められると、
溜息と甘えた声が出てしまう。


ナイトドレスの胸元のリボンを外すと、
胸元が露わになってしまって、
恥ずかしくて顔がカッと紅くなるのが判る。


「マーサのおっぱい、凄く綺麗だ」と言って、
ゆっくりアラムの唇が近付いてきた。
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