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全部、夏のせい
第8章 暗雲〜東京、横浜、そして…
「わたくし、今日は入浴しないので、どうぞ?」と言う祖母に、

「僕達、一緒に入ります。
マーサが具合悪くなると心配だから」とアラムが言うので、

「えっ?」と言った後、紅くなってしまう。


そしたら、祖母は、涼しい顔で、

「そうね。
アラム、お願いね?」と言う。


そして、更に、

「あなた達、病院に行ってお医者様に確認すると良いけど、
妊娠中には、妊娠中の為の安全なやり方があると思うから、
気をつけてするのよ?」と言って、

「じゃあ、お先に!
おやすみなさい」と言うと、
自室の方に下がってしまった。


ポカンとした後、
「あ…着替えを取ってきますね?」と言うと、

「マーサの部屋、
見てみたいな」と言うので、
アラムを案内する。


柔らかいローラアシュレイのファブリックで揃えたカーテンやベッドカバー、ナイトテーブルの上のライトの傘まで同じ柄の、
ピンク系の部屋は、
アラムの目にはどう映ったのかは判らないけど、

「可愛い部屋だね?」と優しい顔で笑った。


「アラムが買ってくれた下着は、
つけてなかったのよ?
アラムに会えたら身につけようと思ってたから。
でも、段々、お腹が大きくなって、
体重も増えたら、
サイズが合わなくなるかな?」

「そしたら、また、プレゼントするよ?
今夜は身につけてくれるの?
あ、あの時、持ち帰った純白のヤツ、
持ってきてるよ?
あれを着て欲しいから、
スーツケースから持ってくるね?」と言った。


それで、取り敢えず、翌日の為の着替えを持って、
お茶室にそれを置いて、
アラムが持ち歩いていたナイトドレスを受け取った。


「暫く、洗濯しないで、
マーサの匂いを嗅いでた。
変態みたいかな?
でも、ちゃんとその後、
洗濯しておいたよ?」と笑った。


これを着て、家の中を歩いて祖母と鉢合わせするのも恥ずかしいから、
ガウン代わりにカーディガンも抱えて、
二人で浴室に行った。
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