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全部、夏のせい
第8章 暗雲〜東京、横浜、そして…
アラムは、私に体重を掛けないように身体を起こして、
私のお尻を掴みながら、
浅く、早く腰を動かす。


それだけで気持ち良くて、
アラムの名前を呼びながら、涙を流してしまう。


アラムも私の名前を呼んで、
声を上げながら、ナカに白濁した液を吐き出した。


「あ…。
ナカに出しても大丈夫だったのかな?
我慢出来なかった」と言って、
私の髪を撫でて優しくキスをしてくれる。


「アラム、凄く気持ち良かった。
愛してます」と言うと、

「僕も気持ち良かった。
マーサ、痛くない?」と言って、
覗き込んで周りをそっと舐めてくれてから、
枕元に置いたティッシュペーパーで拭いてくれた。


私も…と、
アラムのを舐めようとすると、

「ダメダメ。
また、大きくなっちゃうよ」と言って、
自分でティッシュで拭くと、

「日本のティッシュペーパー、凄く柔らかいね?」と感心した顔で言った。




翌日、祖母も付き添ってくれて、
アラムと三人で産婦人科に行った。

先生は、私を取り上げてくれたという、
優しい顔をしたおじいさんのような方だった。


祖母が言ってた通りの予定日で、
思わず祖母の顔を見るとウィンクをしていた。

祖母が、
「ちょっと事情がありますので、
娘達にはまだ内緒にしたいの。
ほら。
この子のパパとかあちらのご実家、
とても保守的でしょう?」と先生に説明してくれる。


アラムをチラリと見て、
「なるほど。
承知しましたよ」と、優しい顔で笑ってくださった。


「何か質問はありますか?」と訊かれて、
アラムは美しいイギリス英語で、
少し恥ずかしそうに、
性交渉をしても良いのかと、
注意するべきことを尋ねていた。


先生が生真面目な顔で説明するのを、
アラムはメモを取る勢いで頷きながら聴いていた。


更に、流産や早産のリスクを回避する方法も訊いているのをぼんやり見ながら、
本当にアラムは私のことを大切に想ってくれていると実感していた。






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