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全部、夏のせい
第11章 パリの長い夜

ガタン…と音がして目が覚めると、
寝室のドアの処にアリが立っていた。
隣に寝ていたお義父様が、
「もう、朝か」と呟くと、
「マーサはもう少し、寝てなさい」
と言って、ベッドから起きる。
少しバスローブが乱れているのも気にせず、
「アリ、着替えは?
それと、マーサの着替えも用意出来たかな?」と言いながら、
隣の部屋に行ってしまう。
アリ、誤解してないかしら?
…っていうか、何処までが夢だったの?
私、お義父様とキス、した?
それ以上は…?
まさかね。
でも、夢じゃなかったくらい、
淫らな感じがして、
紅くなってしまう。
「マーサ、起きれるかな?
朝食の支度、出来たよ?
着替えもアリが用意したから、
これを着ると良いよ」と、
紙袋を置いてくれるので、
「ありがとうございます」と言ってゆっくり起き上がる。
アニエス・ベーの袋の中に、
コットン素材のワンピースとスパッツと靴下が入っていて、
更に楽そうな締め付けられないノンワイヤーのブラジャーと生理用のショーツまで入っていた。
サイズが少し合わなかったけど、
有り難く着替えさせて貰って、
リビングのエリアに行くと、
お義父様とアリが席についていた。
「アリ、ありがとうございます」と言うと、
そっぽを向きながら、
「どう致しまして」と言う。
「さあ。
食べようか?
マーサは、先に白湯を飲むと良いらしいよ?」と言って、
お義父様はパンとカフェオレを口にする。
アリはガシガシとパンを食べて、
お砂糖を入れたカフェオレをがぶ飲みするので、
可笑しくて笑ってしまう。
食べ終わると、
アリはまた、
スタスタと出て行ってしまった。
お義父様と二人きりになると、
少しだけ気まずい感じがしてしまう。
お義父様もそれを感じるのか、
無口になってしまった。
食器を下げて貰うと、
「また、薬かな?」と言うので、
「今日はそこまで痛くありません」と答えると、
「それは良かった」と、
本当に嬉しそうな顔で笑った。
寝室のドアの処にアリが立っていた。
隣に寝ていたお義父様が、
「もう、朝か」と呟くと、
「マーサはもう少し、寝てなさい」
と言って、ベッドから起きる。
少しバスローブが乱れているのも気にせず、
「アリ、着替えは?
それと、マーサの着替えも用意出来たかな?」と言いながら、
隣の部屋に行ってしまう。
アリ、誤解してないかしら?
…っていうか、何処までが夢だったの?
私、お義父様とキス、した?
それ以上は…?
まさかね。
でも、夢じゃなかったくらい、
淫らな感じがして、
紅くなってしまう。
「マーサ、起きれるかな?
朝食の支度、出来たよ?
着替えもアリが用意したから、
これを着ると良いよ」と、
紙袋を置いてくれるので、
「ありがとうございます」と言ってゆっくり起き上がる。
アニエス・ベーの袋の中に、
コットン素材のワンピースとスパッツと靴下が入っていて、
更に楽そうな締め付けられないノンワイヤーのブラジャーと生理用のショーツまで入っていた。
サイズが少し合わなかったけど、
有り難く着替えさせて貰って、
リビングのエリアに行くと、
お義父様とアリが席についていた。
「アリ、ありがとうございます」と言うと、
そっぽを向きながら、
「どう致しまして」と言う。
「さあ。
食べようか?
マーサは、先に白湯を飲むと良いらしいよ?」と言って、
お義父様はパンとカフェオレを口にする。
アリはガシガシとパンを食べて、
お砂糖を入れたカフェオレをがぶ飲みするので、
可笑しくて笑ってしまう。
食べ終わると、
アリはまた、
スタスタと出て行ってしまった。
お義父様と二人きりになると、
少しだけ気まずい感じがしてしまう。
お義父様もそれを感じるのか、
無口になってしまった。
食器を下げて貰うと、
「また、薬かな?」と言うので、
「今日はそこまで痛くありません」と答えると、
「それは良かった」と、
本当に嬉しそうな顔で笑った。

