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全部、夏のせい
第12章 アリの想い
それで、初めてアラムから、
姉ちゃんの酷い話を聴いてしまった。

アラムとしては、
肉親の俺にはその話をしないでいようとしてくれていた、
物凄く下衆な話。


それで、アラムの人生から姉ちゃんは退場した。


アラムは、
姉ちゃんとアリとは別の人格だから、
これまで通り、俺と付き合ってくれると言ってくれたけど、
申し訳なさと、
まだ、チビ女、じゃなくて、
マーサに対するモヤモヤした気持ちもあって、
俺の方から距離を置こうと思った。


結婚式まで待って、
マーサと寝たと後から聴いて、
アラムらしいと思った。


マーサも初めてで、
痛いだろうに堪えながらも受け入れてくれたなんていう話まで聴いて、
お幸せにとその時は思っていた。


その一方で、
アラムを虜にしたマーサのことが、
気になって仕方がなかった。


抱き締めてキスをしたら、どんな顔をするんだろう?
胸やアソコを舐めたら、どんな反応をするんだろう?
俺のを奥深くに突き立てたら、どんな声で啼くんだろう?
あの唇に俺のを舐めて貰ったら、どんなに気持ち良いんだろう?
しかも、好きとか、愛してるって言われたら…。


あんなに忌々しく感じていたマーサのことを、
いつの間にか、とても好きになっている自分に気づいて、
動揺していた。
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