この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
全部、夏のせい
第13章 再会
お義父様とアリに考えていることを話していたら、
夜中の2時を回っていて、
話過ぎて喉が痛くなってしまっていた。


お義父様が、優しく私の髪を撫でて、

「マーサの考えは、良く判ったよ。
ダイヤモンドやらドレスや車を買いたいって言うのかと思ったのに、
マーサは、全く!」と笑ってハグをする。


「アリ、具体化するのは大変だから、
政府側の人間とも話をしないとな。
マーサは、今の話を判りやすくまとめておきなさい。
でも…」

「でも…?」

「今夜はもう、眠りなさい。
可愛いマーサが、
寝不足で可愛くなくなってしまうぞ」


そして、立ち上がると、
抱き寄せて額にキスをして、

「私の国の為にありがとう」と言った。


「あら!
アラムの国でもあるから、
私の国でもありますよ?」と笑うと、
両頬にキスをして、

「私も政府の人間と話をしないとな。
隠居したつもりだが、
まだまだ、やれることはありそうだ」と笑って、
隣の部屋に行ってしまった。


アリも何か言いたそうな顔をしていたけど、

「おやすみ、マーサ」と言って、
スタスタと部屋を出て行ってしまった。


歯磨きをゆっくりしてから、
ベッドに潜り込んで、
「アラム、早く帰って来てね」と呟いていたら、
いつの間にか眠ってしまっていた。
/323ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ