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全部、夏のせい
第14章 時間を取り戻す

アラムと再会して過ごす最初の夜は…
二人とも彼女の葬儀の後始末やら長距離の移動、
そして、お義父様達への報告を兼ねた食事会でヘトヘトで、
お部屋に入った途端、
ベッドに倒れ込むように着替えもせずに眠ってしまった。
明け方、ふと目が覚めると、
アラムが隣に居て、
私を抱き締めるようにしてくれていることが夢のようで、
今度は眠ってしまったら、
本当に夢になってしまいそうで眠れなくなってしまって、
ずっとアラムの寝顔を観ていた。
アラムも同じ気持ちだったみたいで、
目を覚ますと、
本当に嬉しそうな顔をして、
何度も何度も、
顔中にキスをしてくれる。
「私達、シャワーもしないで眠ってしまったのね?」
と笑うと、
「お湯、溜めてくるから、
一緒に入ろうか?」と言われて、
紅くなってしまうと、
「マーサはいつまでも、変わらなくて、
愛らしいね?」と額にキスをして、
ゆっくりバスルームに行ってしまう。
少し足を引き摺っているのが痛々しくて、
泣きそうになるけど、
命があったことだけでも、
本当に幸いなことだと神様に感謝していたら涙が溢れてしまった。
二人とも彼女の葬儀の後始末やら長距離の移動、
そして、お義父様達への報告を兼ねた食事会でヘトヘトで、
お部屋に入った途端、
ベッドに倒れ込むように着替えもせずに眠ってしまった。
明け方、ふと目が覚めると、
アラムが隣に居て、
私を抱き締めるようにしてくれていることが夢のようで、
今度は眠ってしまったら、
本当に夢になってしまいそうで眠れなくなってしまって、
ずっとアラムの寝顔を観ていた。
アラムも同じ気持ちだったみたいで、
目を覚ますと、
本当に嬉しそうな顔をして、
何度も何度も、
顔中にキスをしてくれる。
「私達、シャワーもしないで眠ってしまったのね?」
と笑うと、
「お湯、溜めてくるから、
一緒に入ろうか?」と言われて、
紅くなってしまうと、
「マーサはいつまでも、変わらなくて、
愛らしいね?」と額にキスをして、
ゆっくりバスルームに行ってしまう。
少し足を引き摺っているのが痛々しくて、
泣きそうになるけど、
命があったことだけでも、
本当に幸いなことだと神様に感謝していたら涙が溢れてしまった。

