パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第14章 時間を取り戻す

ベッドに横になると、アラムが私に重なってキスをする。

段々、熱を帯びていって、
背骨が溶けていくような心地になって、
甘い声をあげてしまう。


大きな手で胸を弄られて、
先端を唇や舌で刺激されると、
身体が反ってしまって、
まるでもっと舐めてと言っているようになる。


両脚は力も入らなくて、
弛緩してしまうと、
そちらにもアラムの指先が届いていって、
更に蜜を溢れさせてしまう。



「アラム、欲しいの。
挿れて？」と喘ぐように囁くと、
アラムは熱い杭を突き立てて、
ゆっくりと腰を振る。


私もアラムに絡みつくようにしながら、
腰を動かしてしまう。


キスをしながら、
同じように下半身でも深いキスをするように絡め合っていると、
頭の中が真っ白になってしまう。


声を抑えることも出来なくて、
私はアラムにしがみつきながら、
アラムから熱い飛沫を注がれる瞬間を待っていた。


白い閃光が走る瞬間に、
温かく迸る液体で圧倒的な幸福感を覚えると、
そのまま何処かに沈み込んでしまいそうになった。