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全部、夏のせい
第16章 新たな出逢い
「私、人混みが苦手だから、タクシーで移動しても良い?」と訊いて、
返事も聴かないでタクシーを止めて乗り込んだ。


そして、空港に行って、
インフォメーションで落とし物の届けがないかを確認して、
書類を私が書いて、
移動して交番でも同じように私が代わりに書類を書いた。


連絡先は、
レオンの携帯かしらと思ったけど、

「ああ。
これ、Facebookのメッセンジャーの電話しか使えないよ?」と言うので、
良かったらと、私の携帯を書いた。


思ったより時間がかかっていて、
時計を見るともう夕刻だった。

でも、まだ外は明るかった。



「ねえ?
ホテルはさっきの処なの?」と訊くと、
レオンは首を降った。


「友達が判りやすくて自分のアルバイト先に近いからって言われて。
でも、駅が違ってたんだね?
よく似た名前の駅がたくさんあるなんて」と笑う。


「それで、何処に宿泊するの?」と重ねて訊くと、
サイトで調べてバックパッカー用の処をこれから探すと言うので、
目を丸くしてしまった。


「あの…お金はあるの?」

「分けて入れておいたから、
少しはあるよ。
財布が出て来たらカードでお金、下ろせるし、
クレジットカードも使えるし」と言われて、
そうだったと思った。


「カード、一度止めた方が良いわ?
拾ったヒトに悪用されたら大変よ?」と言うと、

「そうか。
電話しないとね」と呟いた。
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