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全部、夏のせい
第17章 甘い一夜の夢

マグカップを二つ持って寝室に戻ってくるので、
二人、ベッドボードに寄り掛かって座って紅茶をゆっくり飲む。
「フレンチブルーね?」
「朝だから、
ちょっと香りがハッキリしたヤツにしたよ?」と微笑む。
「蜂蜜、見つけたから、
マーサのには入れてみたよ?
ほら、喉が辛そうだから…」
レオンの優しさが身に染みる反面、
昨夜の自分の乱れっぷりが恥ずかしくて、
また、耳が熱くなってしまう。
「ねえ、唇、腫れてない?
たくさんキスしたから、
なんか、変なの」と言うと、
「全然。
マーサは可愛いままで、
別に腫れてないよ?」と笑われてしまった。
のんびり紅茶を飲んでいたら、
少しずつ声が戻ってくる感じがしてホッとする。
「シャワーを浴びましょうね?
お洗濯もするわ?
昨日の下着、そのまま着ちゃったでしょう?
シャツも洗うから、バスルームの手前の籠に入れておいて?」
「一緒にシャワー浴びようよ。
シャンプーしたら、
髪も乾かしてあげる」
「恥ずかしいから良いわよ」
「ダメ。
少しでも一緒に居たいから」
空になったマグカップを奪い取ってサイドテーブルに置くと、
私を引っ張るようにベッドから降りるけど、
私はそのまま崩れ落ちてしまう。
二人、ベッドボードに寄り掛かって座って紅茶をゆっくり飲む。
「フレンチブルーね?」
「朝だから、
ちょっと香りがハッキリしたヤツにしたよ?」と微笑む。
「蜂蜜、見つけたから、
マーサのには入れてみたよ?
ほら、喉が辛そうだから…」
レオンの優しさが身に染みる反面、
昨夜の自分の乱れっぷりが恥ずかしくて、
また、耳が熱くなってしまう。
「ねえ、唇、腫れてない?
たくさんキスしたから、
なんか、変なの」と言うと、
「全然。
マーサは可愛いままで、
別に腫れてないよ?」と笑われてしまった。
のんびり紅茶を飲んでいたら、
少しずつ声が戻ってくる感じがしてホッとする。
「シャワーを浴びましょうね?
お洗濯もするわ?
昨日の下着、そのまま着ちゃったでしょう?
シャツも洗うから、バスルームの手前の籠に入れておいて?」
「一緒にシャワー浴びようよ。
シャンプーしたら、
髪も乾かしてあげる」
「恥ずかしいから良いわよ」
「ダメ。
少しでも一緒に居たいから」
空になったマグカップを奪い取ってサイドテーブルに置くと、
私を引っ張るようにベッドから降りるけど、
私はそのまま崩れ落ちてしまう。

