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全部、夏のせい
第3章 深まる想い
アラムの心臓が早鐘のようになっていて、
私も同じようになっているのを感じて、
暫くその音を聴いていると少し落ち着いてくる。


「マーサ、好きだ。
本当に心から愛してる」と言って、
私の瞳を覗き込む。


「綺麗な瞳。
蜂蜜みたいだね」と言うと、

「キスしたい。
OKなら目を閉じて?」と囁かれる。


まるで魔法にかかったように、
私は瞳を閉じてしまう。


アラムはそっとゆっくり唇を重ねて、
優しく髪や背中を撫でる。


長い時間、そうしていると息が苦しくなってしまって、
気が遠くなって少し唇が開いてしまうと、
アラムが舌先で探るように唇の間を撫でた。


唇だけでなくて舌も分厚くて熱かったから、
少しずつ私の唇が更に開いてしまうと、
私の口の中を探るようにアラムの舌が這い回ってから私の舌を捉えた。

そして、舌を絡ませては吸ったりする。


呼吸をするのを忘れてしまった私は、
酸欠でクラクラして、
半分意識が飛びそうになっていると、
突然、ノックがして解錠音がするとドアが開いた。


少し怒ったような顔で、
フルーツを届けてくれたアラムの友達が立っていて、
アラムに私の知らない言語で何かを言った。


アラムは、いつもとは違う険しい顔と激しい口調で何かを言い返して、
追い払うようなゼスチャーをすると、
アラムの友達は歯を食い縛るような顔をした後、
冷たい顔で私を観て、部屋から出て行った。
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