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全部、夏のせい
第3章 深まる想い
少し乱れてしまっていたバスローブの前を整えてアラムを見上げると、

「驚かせたね?
ごめん。
さあ、着替えようか?
また、エルメスを覗きに行こうか。
今夜は夕食、一緒に取ってくれるかな?」と、
いつもの優しい口調で言うと、

「キスを許してくれてありがとう。
これって、友人以上になれたってことだよね?」と囁いて、
額にキスをした。


私はそっと頷いて、

「愛情かどうかはまだ良く解りません。
でも、アラムはとても優しくて、
一緒に居て安心出来て…。
大好きです」と言って、頬にキスをすると、
アラムも頬にキスを返してくれた。


「あっちで着替えて来るよね?
僕は寝室の方で着替えるから」と言って立たせてくれると、
座ってる脚の間に立たされたまま、
もう一度抱き寄せて唇にキスをした。


「身長差があっても、キス、出来るでしょう?」と笑って、

「着替えておいで?
アニエス・ベーを着るんでしょう?」と言った。


キスは出来るけど、
それ以上は、大変なんじゃないかしらと思って紅くなってしまう私に、

「マーサ、どうしたの?」と言うから、

「何でもないです」と慌てて答えて、
脱衣スペースに戻った。


鏡の中の私はまだ、耳が紅くて、
少しトロンとした顔をしているみたいで、
恥ずかしくて冷たい水でパシャパシャと顔を洗ってから着替えをした。

髪はまだ濡れていたけど、
ざっとドライヤーを当てて、
待ち切れなくて半乾きのままで出掛けることにした。
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