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全部、夏のせい
第4章 第二夫人?
「ごめんなさい。
生理のせいで、胸が張ってしまって痛いの…」と言う私の目には、
涙が溢れてしまっていた。


「えっと…。
嫌な訳じゃなくて、痛い?」

「ええ。
痛いの。
胸がなんて言うか…過敏になっていて、
触れると痛いの。
だから、ブラジャーもしてなかったの」と言うと、
そっとボタンを閉じてくれて、

「マーサ、ごめん」と言って、瞼にそっとキスをしてくれる。


「そういうこと、よく判らなくて。
本当にごめん」と言って抱き締めて背中を撫でる。


そして、
「痛いことはしたくないから。
それに…カトリック教徒は結婚するまで純潔を守るんだよね?
僕の宗教も、女性は結婚するまで男性と交わってはいけないんだ。
だから、我慢するよ」と言った。


「マーサ、その代わり、
結婚して欲しい」

「えっ?」

「改宗は…難しいかな?」

「…」

「今、すぐに答えを出さなくて良いから、
考えて欲しい。
真剣だから」

「でも…」

「ほら。
今すぐじゃダメだよ。
断ろうとするでしょう?
ゆっくり考えて?
お願いします」と言うと、
頬にキスをする。


そして、
「昨日のスープは、どうやって温めるのかな?」と、
急に違うことを言って笑った。


「私が温めてくるわね?
その前に、ちょっと下着も替えたりしたいから、
お手洗いとシャワーしてきても良い?」と訊くと、

「ゆっくりしてきて?」と言われた。


その、ゆっくりの間に、
アラムが自分でさっきの昂まりを何とか収めていたことは、
全然、気がつかなかった。
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