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全部、夏のせい
第4章 第二夫人?
気付くと私の瞳からは、
涙が溢れてしまっていて、
そしたら、下腹部の痛みも急激にしてきていた。


「アラム…お腹、痛い…」と言うと、
アラムは慌てて私を抱き上げてベッドルームに運んでくれる。

ブランケットに包んで、
「ごめん。
驚かせてしまったからだね?」と言って、
額にキスをしてくれるけど、
私の上にアラムの涙が落ちて、
私の涙と混ざり合って頬を伝ってピローに滲んでいった。


「カトリック教徒だと、絶対に許されないよね?
気持ち的にも無理なんだよね?
でも、本当に、僕は、
マーサのことを愛している。
一緒に居たいと心から思っている。
例え、プラトニックな関係でも構わないから、
僕と結婚して欲しい。
結婚してくれるって言ってくれるなら、
僕は何でもするよ?
家族や妻からの承認も受けて来るから!」


「妻の承認?」


「うん。
第二夫人を娶る為には、
第一夫人の承認が要るから」


「さっき、『平等』って言ったけど、
どういう意味なの?」と訊くと、
アラムは少し困った顔をして、

「隣に横になっても良いかな?
背中とか、腰、撫でてあげたいから」と言うので、

「して?」と答えると、
アラムは軽く目を見開いてから、
そっとブランケットの中に潜り込んだ。
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