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全部、夏のせい
第5章 ロザリーの結婚式
「今日は少なめで…」と言うと、
お店のお母さんが笑って頷く。


シャルルが飲み物を運んで来てくれて、

「今夜も綺麗だね?」と言って、
お母さんから頭をコツンとされて、
不満そうに頬を膨らませて奥に下がると、

「全く、オトコってやつは…」とこの前と同じ台詞を言うので、
アラムが楽しそうに笑った。


本当に軽く食べて、お会計をしてお店を出ようとすると、
シャルルが慌てて出て来て、

「ちょっと、お姉さんに、悪いことするなよな?」とアラムに言って、
また、お母さんに頭をコツンとされて、
お母さんが、
「ごめんなさいね?」と頭を下げた。


「悪いことって?」と私が言うと、

「お姉さんを泣かせるようなことだよ」とふくれっ面でシャルルが言うと、
アラムは真面目な顔して、

「マーサを泣かせるようなことは決してしないよ?」と言った。




手を繋いでのんびり歩いて、
「そうだ!
酒屋さんのジャンが、
アラムと話がしたいって?
私も、ベールの刺繍のお手伝いしたいから、
少しだけ、立ち寄っても良い?」と言うと、

「勿論だよ」と笑った。
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