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全部、夏のせい
第6章 結婚
「ホテルに戻れば?
マーサと一緒に。
俺は大学の寮に行くから」とアリは言ったけど、

「慎ましく小さい部屋で過ごすのも良いかなと思って。
洗濯も出来るようになったよ?
コーヒーも淹れられる。
インスタントだけどね?」とアラムが笑うのを、
少し不思議そうな顔でアリは観ていた。


「じゃあ、寮に戻るよ?
マーサ、行こうか?」とアラムが言って、
私を立たせてくれる。


「アリ?
寮にも遊びに来てくださいね?
では、授業でお会いしましょう」と軽くお辞儀をしてアリに言うと、

「ありがとう」と笑ってくれた。


恐いと思っていたけど、
アリは思いの外、笑うと童顔だと感じた。


のんびり寮に戻って、
私のお部屋で紅茶をのんびり飲んでいると、

「あ。
僕はもう、不能じゃないよ?」と突然、アラムが言うので、
私はびっくりして、紅茶のカップを落としてしまった。

丈夫なカップだから、割れることはなかったけど、
ワンピースのスカート部分に紅茶が掛かってしまった。


「大丈夫?
火傷してない?」と、アラムが慌てるけど、
もう、かなり冷めていたので、
「大丈夫よ?
ちょっと着替えないと…」と言うと、

「紅くなってないか、見せて?」と心配して言うので、
スカート部分を少し持ち上げてみる。


アラムは、
「少し紅くなってない?」と、
間近で見るので、
恥ずかさで顔の方が紅くなってしまう。


「色が白いから、そう見えるのかな?」とそっと触れると、
そのまま、私の太腿にキスをするように唇を寄せた。


「あっ…」と小さい声が出てしまう。


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