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第6章 結婚

アラムの指先が優しく私の両脚の間に触れるので、
アラムの肩に置いた私の指が、ギュッとしてしまって、
腰が抜けそうになってしまう。


「だ…め…。
アラム…。
なんか、おかしくなりそうなの…」と喘ぐように囁くと、
アラムは立ち上がってまた、キスをしてくれる。


シャワーでゆっくり泡を流すと、
胸やお臍や両脚の間が露わになってしまって、思わず腕と手で隠すと、
「マーサ、隠さないで？」と言って、
耳朶にそっとキスをした。


「バスタブに入って温まろうか？」と、
先に自分が入ってから、
私が滑ったりしないように手を繋いで支えてくれた。


向き合うのが恥ずかしくて背中を向けると、
私をすっぽりと包み込むようにする。

長い両脚の間に座らされて、
背中とお尻にアラムの硬いものが当たっている。


「マーサ、こっち向いて？」と耳元で囁くので、
首だけ後ろを向くと、
そっとキスをする。


振り返っているのが段々苦しくなって、
少しずつアラムの方を向くと、
そのままアラムはふわりと抱き寄せるように向きを変えさせて、
膝の上に私を乗せてしまう。


アラムの首に腕を回してキスをしていると、
お湯の温度と二人の熱で翻弄されるように目眩がしてしまう。


夢中になってキスをしていると、
唾液が首筋まで垂れてしまっているみたいで、
自分が物凄く物凄く淫乱な感じがしてしまった。


アラムが私を少し持ち上げるように抱き上げて、

「マーサ、ダメだ。
これ以上、キスしてたら、挿れたくなるから…。
出ようか？
ベッドに行こう」と言って、
二人、ゆっくり立ち上がった。


アラムの股間は、
猛々しくなっていて、
その長さと大きさに、かなり怖さを感じて目を閉じてしまった。


「マーサ、大丈夫？
これ、着て？」と、バスローブをフワリと掛けてくれて、
座り込んで脚とかを拭いてくれる。


「私も拭きましょうか？」と言うと、

「背中だけ、拭いて貰おうかな？」と笑うので、
少し背伸びをして背中を拭いてあげた。


そして、バスローブじゃなくて、バスタオルを腰に巻いて、
私を抱き上げてベッドに運んでくれた。