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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第19章 19
然る後、レンヤの舌がゆっくりと、秘裂で往復を始めた。

(あぁぁ……う、動いてる――レンヤ君の舌が、涼子のスケベマ×コのワレメの間で、動いてる――ッ!!)

今はまだ”水着越し”である。

とは言え、レンヤの“クンニリングス”が、涼子が経験する初めての“クンニリングス”が、いよいよ始まったのだ。

涼子は興奮する――以前にもそうだったように、“鳥肌”を立て、“寒気”を覚えて興奮する。

レンヤの顔に跨った身体が、ガクガクと震えた。

その興奮が、ついさっきレンヤが放った“ドスケベマ×コ”というその言葉にすらも、涼子に憧れを抱かせる。

涼子は身体を小刻みに震わせながら、心中で切に願った。

(レンヤ君……もっともっとイヤらしく、舌を動かしてッ――涼子のスケベマ×コを、早くドスケベマ×コに、してッ!)

               ☆☆☆☆☆

尤も、そんなことを願った途端に、涼子は水着の存在が、どうしようもなく忌々しくなった。

涼子の秘部とレンヤの唇の間を“邪魔している”、奈津子の競泳水着だ。

忌々しくなって――レンヤの舌の往復が始まって間もないうちに、涼子は彼に尋ねた。

「レンヤ君、水着脱いでも、いいかしら……?」

しかしレンヤが易々と、この嘆願を聞き入れる訳もない。

「まだ、ダメだよ……」

穏やかな口調で、そう返した。

すると涼子の苛立ちは――レンヤにではなく――奈津子に向かった。

勿論のこと、ここで奈津子に苛立つのは不当――所謂“八つ当たり”以外の何物でもない。

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