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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第22章 22
ビュゥンッ――と風を切って指先を飛ばして、レンヤが涼子の肛門を突く

涼子はその指先で肛門を突かれる都度、“ゴリラ”のような声を上げて悶える。

二人はこの“遊戯”を通して、会話を交わす。

               ☆☆☆☆☆

――ズゴンッ、ズゴンッ――

「ぬほぉぉぉんッ、ぬほぉぉぉんッ……」

「ハハハ……涼子の尻の穴は、本当に“野蛮”な声で鳴くんだね……??」

――ズゴンッ――

「ぬほぉぉんッ――い、いやぁぁん……」

「フフフフ……聞いてるオレの方が照れちゃいそうな、恥ずかしい声だよ……」

――ズゴンッ――

「ぬほぉぉんッ――だ、だったら、もう止めてよ……?」

涼子にしてみれば、レンヤを“照れさせて”まで、この行為に耽るつもりはなかった。

でも、レンヤは存分の嘲笑を込めて、呟いた。

「フフフフ……ハハハハッ、何が『だったら、もう止めてよ?』だよ……?」

――ズゴンッ――

「ぬほぉぉんッ!」

「感じてるくせに……??スケベな尻の穴、もっと突いて欲しいくせにッ!?」

――ズゴンッ――

「ぬほぉぉ!」

「“ゴリラ”みたいな声、オレに聞かれて――」

――ズコンズコンッ――

「ぬほぉぉぉぬほぉんッ!」

「興奮してるくせにッ!?」

――ズコンッ、ズコンッ――

「ぬほぉぉんッ、ぬほぉぉんッ!」

               ☆☆☆☆☆

――“ゴリラ”みたいな声、オレに聞かれて、興奮してるくせに――

やっぱりそういうことなのだろう――涼子は思った。

レンヤは笑っている――涼子の声を聞いて、笑っている。

勿論のこと、それは純然たる嘲笑だ――でも、レンヤが喜んでいることには変わりない。

涼子はやはり、それが嬉しかった。
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