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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第3章 3
ヒデアキには、笠井千春がフェラチオをしている。

               ☆☆☆☆☆

千春も涼子が担任する1年B組の生徒、即ち奈津子のクラスメイトだ。

千春は十五歳、高校一年生でありながら、今ここにいる四人の女子のなかでは、いちばん大柄だった。

そんな体格に似つかわしいと言うべきかどうかは別として、その声は女子にしては野太く、普通に話しても少々威圧的な響きを持った。

でもその実、千春は“臆病”とすら言ってもいいかも知れない、とても大人しい性格の生徒だった。

涼子は常日頃から千春には、今少しの自己主張を望んでいるくらいだ。

今もそうであるように、千春はいつも長い黒の髪をふたつに分けて、それぞれを三つ編みにしていた。

その三つ編みが、鉄砲の弾丸を逆にしたような輪郭の中にある、千春の顔立ちの野暮ったい印象を、さらに助長しているように涼子は思った。

半円の眉毛は黒インキで書いたように太く、実は円らで可愛らしい目よりも先に、そちらに目を引かれた。

丸い鼻はその先が潰れていて、唇は小さい割には厚みを帯びていた。

肌は小麦色で、大き目の体格に応じたように、バストもヒップも十分な膨らみを得ていたが、バストの形は少々崩れていた。

そんな千春は――もちろん涼子は本人に対してこう思っていることに申し訳なさを感じてはいるが――正直なところ、決して美少女ではなかった。

でも涼子は、千春の顔を目にするといつも、せせらぎを立てて流れる小川やその水流で回る水車、藁葺き屋根の古い家といった、のどかな田舎の風景を連想した。

素朴でありながら、人の心を和ませ、落ち着かせる風景だ。

               ☆☆☆☆☆

しかし、早苗がその清涼感をそうしているように、ヒデアキのペニスを夢中で咥える今の千春もまた、彼女の素朴な魅力を台無しにしていた。
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