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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第25章 25
ところで、今のうちに白状しておくと、この時の涼子は羞恥に苛まされるその一方で、少々“有頂天”にも、なっていた。

つい先程、肛門にレンヤの舌の愛撫を受けた後、『肛門を膨らませた努力』を、レンヤに褒めてもらえたからだ。

その一入の喜びは――一入の感動とともに――今もなお色濃く、涼子の中にあった。

加えてレンヤはその時、彼の“優しい”一面を、涼子に垣間見せた。

きっと他の誰も見たことがない、“優しい”一面を、涼子に“だけ”は見せてくれた。

今の涼子が――『清楚』で『真面目』な自分を脱ぎ捨てて、『スケベ』な自分をレンヤに“だけ”見せているように――。

               ☆☆☆☆☆

だから涼子は今、密かにこう信じている。

――きっと自分は、レンヤに愛されている――

そう信じて、涼子は“有頂天”に、なっていた。

               ☆☆☆☆☆

故に、これから始まるクリトリスへの“キス”も――“オシオキ”という厳めしい名目は取りながらも――レンヤの慈愛に溢れた愛撫になるだろうことを、全く疑ってはいない。

因みに――これも付け加えておけば――レンヤを“愛している”自分にも、もう疑いを持ってはいない。

               ☆☆☆☆☆

しかしながら――きっと自分は、レンヤに愛されている――なんて、結局のところ涼子の細やかな勘違いであることを、涼子はそう遠くないうちに、知る。

自分の所謂”片想い”であることを、そう遠くないうちに、知る。

しかし何にせよ今は、涼子は“有頂天”だった。
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