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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第26章 26
「いいわよ、レンヤ君……」

涼子は、レンヤの目を――透き通った瞳を――見つめ返して、言った。

「涼子のクリちゃん、レンヤ君の唇に、閉じ込めて……」

するとレンヤが、春の陽射しのように暖かい視線で涼子を見つめて、言った。

「ありがとう、涼子……」

涼子は驚いた――レンヤでも礼を述べることがあるのだと思って、少なからず驚いた。

尤も礼を言いたいのは、これからクリトリスを唇に包み込んでもらう涼子の方だったが、何にせよレンヤは、それから今一度クリトリスを包み込んだ唇を、もう浮かさなかった。

               ☆☆☆☆☆

然る間に、レンヤが――チュゥゥ……と、クリトリスに“時間をかけて”吸い付く。

(あっ――すっごく、気持ちいい……こんなの、初めてだわ……)

“逆様の蛙”如き姿勢の全身に、ピリピリピリ……と電流のように快感が走り、加えて涼子はその身体を微風に中に置いているような心持ちになる――体中の肌が、ゾワゾワした。

涼子はそんな快感を、歓喜の余り否応なく甲高くなってしまう喘ぎ声で、表現する。

「アハァァァン……」

その喘ぎ声の最中に、涼子は束の間、うっすらと目を閉じた――これも否応なくそうしてしまう、快感のせいだった。

               ☆☆☆☆☆

時にレンヤは、それに長く吸い付いた後、一度その唇からクリトリスを放した。

でもそれに添えたまま、レンヤはその唇で、一文字ずつしっかり区切って、こう囁いた。

「ア・イ・シ・テ・ル――」

然る後、レンヤは改めて唇でクリトリスを包むと――チュッ、チュッ、チュッ、チュッ、チュッ――と五回穏やかに、しかし“テンポ良く”吸い付いた

だから涼子も“テンポ良く”五回、悶えた。

「あんっ、あんっ、あんっ、あんっ、あんっ――」

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