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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第28章 28
“恋人”であるということは、他の誰にも見せない自分の一面を、相手にだけは見せる関係を、指すのかも知れない。

だとすれば、今のレンヤはやはり、涼子にとって間違いなく“恋人”だった。

涼子は――レンヤの“三点責め”を受けながら――他の誰にも見せたことのない、付け加えれば涼子自身も見たことがない自分を、レンヤに見せていた。

               ☆☆☆☆☆

今もなお、彼の両手の指先は――各々違う形の動きで――しかし“片時も離れることなく”涼子の二つの乳首を“優しく”、そして“イヤらしく”、弄っている。

彼の右手はその薬指で、涼子の左の乳首を“円”運動で――左手は中指で右の乳首を“上下”運動で、弄っている。

それ故、二つの乳首双方からは依然として、稲光のような刺激が“V”の字を描くが如く、クリトリスに向けて――ビリリリィィと――ズキンッ、ズキンッ――と、放たれている。

その“V”字の刺激は――先程までは“切なげ”な喘ぎを漏らすに涼子を至らしめていたが――今となっては涼子の喘ぎ声を、数段大きく、はしたなくしていた。

理由は言わずもがな、はき切れんばかりに勃起した涼子のクリトリスは、レンヤの舌先がゆっくりと回って創る“渦”の中心にあって、その“渦”が乳首から飛んでくる刺激を瞬時に、快感へと“昇華”させるからだ。

               ☆☆☆☆☆

涼子はクリトリスを彼の舌先で“一回転”転がされる都度、その首を“右、左、右、左……”と振って、けたたましい喘ぎ声を、撒き散らす。

「あひゃんッ!!」――レロンッ――「んひゅぁんッ!」――レロンッ――「ひゃはッ、あぁんッ」――レロンッ――「あひゃ、はぁうッ!」……

撒き散らしながら、“飽きもせず”、こんな感動を幾度も噛み締めていた。

(“三点責め”……気持ちイイ――ッ!!)
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