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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第28章 28
そのうちにレンヤが、円を描いている舌先を束の間、休めて――しかし乳首の愛撫は続けながら――クリトリスに添えた唇で、面白そうに呟いた。

「すごい悶えっぷりだね……?」

涼子は、乳首“のみ”の愛撫に自ずと切なげになった声で、言った。

「恥ずか……しい、わ……あんっ、あぁ――ぁぁ、あぁ……こんなに乱れちゃうの、初めてだから……あぁん――ぁ、ぁ、あ――ん、あんっ……とっても、恥ずかしい……」

涼子はそう“羞恥”を前提とした上で、さらに続けた。

「でも、いいの……んんッ、あぁ――レンヤ君になら、どんなに恥ずかしい姿を見られても、いいの――ぁ、んっ、ぁ、ぁ、んんッ……」

するとレンヤはその日二度目の礼を、涼子に述べた。

「ありがとう、涼子……」

然る後、彼は件の身も心も溶かしてしまうような“甘い声”で、囁いた。

「愛してるよ、涼子……」

その言葉を聞いた瞬間に、乳首の愛撫で疼いている涼子のクリトリスは、さらにズキンと疼いた――言葉だけで疼いた。

然る間に、涼子もレンヤに“愛の言葉”を捧げようと――

「涼子も、レンヤ君のこと、愛し――うひゃぁん!」

――したのに、最後まで言い終わる前に、レンヤが“愛の言葉”で疼いたクリトリスを、レロ~ンと舐めた。

挙げ句、涼子からレンヤに向けた真剣な“愛の言葉”は、その途中で“滑稽”ですらある喘ぎ声によって、阻まれた。

涼子はレンヤを、愛おしく恨んだ。

(『愛してる』も、言わせてくれないなんて……意地悪ッ!!)

尤もその直後には、レンヤは――その彼が突然の愛撫で邪魔したにも拘らず――涼子にこう、嘆願した。

「涼子、もっと言ってよ……オレの目を見つめて、『愛してる』って言って……」

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