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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第28章 28
やがてレンヤが、今一度“舐め方”を変化させた。

彼は涼子の勃起したクリトリスの天辺に舌先を載せると――レロ~~ッと一度、それをゆっくり転がした。

その一周で涼子の各所の性感が、“稲光”の如き線で繋がれた――のだが、その直後レンヤは、舌先をピシャピシャピシャ……と左右に振って、涼子のクリトリスへの連打に及んだ。

そのクリトリスへの連打が、“稲光”を――バチンバチンッ、と震えさせる――その震える“稲光”に、涼子の全身の“性感”は愛撫された。

「うはぁぁんッ!」

涼子は――自身の“我儘”とも思える嘆願が、意外な形で叶ったことに驚きつつ――賑やかな喘ぎ声を上げた。

然る後――今度は“我儘”を聞いてくれたレンヤの“愛”を感じながら――やはり賑やかに喘ぎつつ、“満面の笑み”を浮かべた。

「くふぅぅはああ!くはぁあぁんッ!あぁぁんっ、あんんっ――んんんはああぁぁあんッ!」

(すごいぃッ!まるでレンヤ君の手が何本にも増えて、涼子の感じるトコロを一斉にくすぐってるみたいッ!……すごいッ、すごいッ、すっごおおおおいッ!!)

実のところ、クリトリスを舌先で連打されるその快感は、幾本にも増えたレンヤの手で涼子の――項や背筋、首筋、太股といった――性感を、同時に愛撫されているような、どこか“幻想的”なものだった。

その“幻想的”な手つきは、“優しく”――また“妖しい”。

しかしそれ故、涼子が享受する快感も、一際だった――涼子の性感を形作る細胞のひとつひとつを、丁寧にくすぐられているような快感だ。

               ☆☆☆☆☆

時に涼子は、そんな快感をレンヤに伝えるべく、咄嗟には「気持ちいい」と、叫ぼうとした。

しかし考えてみれば――「気持ちいい」という文句は、今まで堪能した快感をレンヤに伝える際に、もう何度も用いた。

それに今の快感は、「気持ちいい」という単純な表現では、少々不足だった。

挙げ句、涼子はこう叫んだ。
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