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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第4章 4
田代マサムネは、レンヤに次ぐ位置にいる、いわば“ナンバー2”だった。

マサムネもまた、その度合いにおいてはレンヤに劣るものの、残酷かつ凶悪な男で、尤もマサムネの場合はそんな内面を忠実に映す容貌を、備えていた。

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巨体の持ち主で、それは半分は筋肉で、残りの半分は中年男のような贅肉で、構成されていた。
 
頭の鉄片から足の爪先に至るまで肌は浅黒く、また肉体の至るところで、濃い体毛が渦を巻いていた。

頭は丸坊主にしていた。

眉毛は好んで剃り落していた。

そして眉毛を上に持たない、両端を鋭く吊り上がらせた目が、丸坊主の頭と見事に調和して、マサムネの凶悪な性格を如何なく表現している。
 
さらには、先が潰れた丸い鼻と、腫れぼったい厚みを持った唇が、その表現を助長している。

またレンヤが、その残酷な性分を隠すがごとく、往々にして穏やかに、時として紳士的にすら振る舞うのに対し、マサムネは残酷な性分を積極的に主張するかのように、常に横柄かつ粗暴に振る舞った。
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