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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第31章 31
尤もそんな奈津子との関係も――それは十分に可能だから――“女”同士と捉えてみれば、奈津子の水着で尿を拭くその罪悪感も――実際にそうしている間に――やはり“優越感”へと、その質を変えた。
そしてその“優越感”を、レンヤの次の一言が、さらにさらに高揚させた。
レンヤは、事も無げに、言った。
「床のオシッコは、後から奈津子に掃除させればいいさ……」
☆☆☆☆☆
涼子はその光景を思い浮かべた――奈津子が自分の水着で、“快感”の余り漏らしてしまった涼子の尿を、実に惨めな面持ちで拭くその様子を、思い浮かべた。
挙げ句――涼子は端的に述べて、“身の毛がよだつ”程、興奮した。
☆☆☆☆☆
然る間に、涼子は――そんな“身の毛がよだつ”興奮は取り敢えず隠して――レンヤに言った。
「いくら何でも、それは芹沢さんが可哀想だわ……」
勿論のこと、今の涼子に奈津子のことを“可哀想”と思う気持ちも、また奈津子に対して“申し訳ない”などという気持ちも、微塵もなかった。
しかし“形式的”に、奈津子への同情の弁を述べてから、それから今更だとは思いつつ、“さりげなく”レンヤに聞いてみた。
「芹沢さんは、レンヤ君のことが好きなんじゃないの……?」
するとレンヤはやはり“事も無げ”に、答えた。
「ああ、アイツはオレのことが好きだよ……」
☆☆☆☆☆
それは特に驚くべきことでもない――レンヤに恋焦がれている女子は大勢いる。
奈津子もその一人というだけの話だ。
そしてその“優越感”を、レンヤの次の一言が、さらにさらに高揚させた。
レンヤは、事も無げに、言った。
「床のオシッコは、後から奈津子に掃除させればいいさ……」
☆☆☆☆☆
涼子はその光景を思い浮かべた――奈津子が自分の水着で、“快感”の余り漏らしてしまった涼子の尿を、実に惨めな面持ちで拭くその様子を、思い浮かべた。
挙げ句――涼子は端的に述べて、“身の毛がよだつ”程、興奮した。
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然る間に、涼子は――そんな“身の毛がよだつ”興奮は取り敢えず隠して――レンヤに言った。
「いくら何でも、それは芹沢さんが可哀想だわ……」
勿論のこと、今の涼子に奈津子のことを“可哀想”と思う気持ちも、また奈津子に対して“申し訳ない”などという気持ちも、微塵もなかった。
しかし“形式的”に、奈津子への同情の弁を述べてから、それから今更だとは思いつつ、“さりげなく”レンヤに聞いてみた。
「芹沢さんは、レンヤ君のことが好きなんじゃないの……?」
するとレンヤはやはり“事も無げ”に、答えた。
「ああ、アイツはオレのことが好きだよ……」
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それは特に驚くべきことでもない――レンヤに恋焦がれている女子は大勢いる。
奈津子もその一人というだけの話だ。