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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第31章 31
しかしその一方で――ここで正式に奈津子が所謂“恋敵”であると判明すると、涼子は“一抹の不安”を覚える。
そして涼子はその“一抹の不安”を解消するべく、レンヤにやはり“さりげなく”聞いた。
「レンヤ君は、どうなの……?芹沢さんのこと、好きなんじゃないの……?」
するとレンヤは立ち上がって、涼子の背中に寄り添った。
「さっきも、言っただろ……??」
彼が、涼子の右の耳元で、囁いた。
「オレが愛しているのは、涼子だけだよ……」
とりわけ気が利いている訳でもない、月並みな“愛”の台詞である――でも涼子の“一抹の不安”は、たったその一言で消え去った。
然る間に、レンヤは“悪戯っぽい”口調で、続けた。
「ねえ涼子、愛し合っているオレ達の姿を、奈津子に見せてみようか……?」
「どういうこと……??」
涼子が聞き返すと、レンヤはやはり“悪戯っぽく”答えた。
「奈津子の前で、エッチしようよ……」
そして彼は両手を前に伸ばすと――以前にもそうしたように――両手を“拳銃”のようにして、各々の人差指の先で、涼子の乳首をくすぐる。
「あ、ぁあんっ――あ、んんっ、あ、ふ――あぁんっ、はぁんっ……」
涼子は悶えながら、レンヤの提案について考えた。
☆☆☆☆☆
実のところ、これまでの四回の“淫行”で涼子は、レンヤと奈津子が交わる光景を何度か見た。
同じように、レンヤと涼子が交わる姿も、奈津子は何度か見ている筈だ。
しかし今までの“セックス”は、一方的に涼子が『犯される』という形だった――でも、“恋人同士”となった、今日は違う。
セックスは、涼子にとってレンヤとの愛を確かめ合う行為だ。
それを踏まえた上だからこそ、涼子はレンヤの“悪戯っぽい”提案に、魅力を感じた。
☆☆☆☆☆
尤も、『魅力を感じた』からと言って、即座にその提案を受け入れるのも、どこか安直なように思われて、故に涼子は“一応”、拒絶の意思を示した。
そして涼子はその“一抹の不安”を解消するべく、レンヤにやはり“さりげなく”聞いた。
「レンヤ君は、どうなの……?芹沢さんのこと、好きなんじゃないの……?」
するとレンヤは立ち上がって、涼子の背中に寄り添った。
「さっきも、言っただろ……??」
彼が、涼子の右の耳元で、囁いた。
「オレが愛しているのは、涼子だけだよ……」
とりわけ気が利いている訳でもない、月並みな“愛”の台詞である――でも涼子の“一抹の不安”は、たったその一言で消え去った。
然る間に、レンヤは“悪戯っぽい”口調で、続けた。
「ねえ涼子、愛し合っているオレ達の姿を、奈津子に見せてみようか……?」
「どういうこと……??」
涼子が聞き返すと、レンヤはやはり“悪戯っぽく”答えた。
「奈津子の前で、エッチしようよ……」
そして彼は両手を前に伸ばすと――以前にもそうしたように――両手を“拳銃”のようにして、各々の人差指の先で、涼子の乳首をくすぐる。
「あ、ぁあんっ――あ、んんっ、あ、ふ――あぁんっ、はぁんっ……」
涼子は悶えながら、レンヤの提案について考えた。
☆☆☆☆☆
実のところ、これまでの四回の“淫行”で涼子は、レンヤと奈津子が交わる光景を何度か見た。
同じように、レンヤと涼子が交わる姿も、奈津子は何度か見ている筈だ。
しかし今までの“セックス”は、一方的に涼子が『犯される』という形だった――でも、“恋人同士”となった、今日は違う。
セックスは、涼子にとってレンヤとの愛を確かめ合う行為だ。
それを踏まえた上だからこそ、涼子はレンヤの“悪戯っぽい”提案に、魅力を感じた。
☆☆☆☆☆
尤も、『魅力を感じた』からと言って、即座にその提案を受け入れるのも、どこか安直なように思われて、故に涼子は“一応”、拒絶の意思を示した。