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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第31章 31
涼子は――乳首をくすぐる、レンヤの指先に悶えながら――言った。

「それは出来ないわ……――あんっ、あぁ、ぁん……」

「どうして……?」

「だって――ん、あっ――芹沢さんが――あんっ、あんっ――可哀想、“過ぎる”わ……」

『可哀想“過ぎる”』――涼子はその言葉を、微笑みとともに口にした――そのことを若干悔やんで、少し自分を戒めようと思った刹那、レンヤが囁いた。

「奈津子の見てる前で、涼子をイカせてあげるよ……」

挙げ句、涼子は自分を戒める機会を失って、また微笑んでしまった。

然る間に、レンヤが――なおも乳首を優しい指遣いでくすぐりながら――聞いた。

「涼子、欲しい……?」

“何”が欲しいのか?――会話の脈絡から、それは聞かなくても分かっている――涼子は答えた。

「欲しいわ……あんっ、あ、あっ――あんっ……」

すると聞かなくても分かっている筈の“何”を、レンヤの方が、聞いた。

「“何”が、欲しいの……??」

「もう……あんっ――……レンヤ君ったら、分かってるくせに……――あ、ん、あっ……」

涼子は冗談めかした恨み言を一言置いたものの、結局のところ答えた。

「レンヤ君の、オチ×、チン……――あ、あ、あん……」

そうすれば、レンヤがまた(特に必要のない)質問を重ねた。

「“何処”に欲しい……??」

「涼子の“ドスケベ”マ×コに、欲しい……」

涼子は自然と、そう答えていた。

               ☆☆☆☆☆

いつか、レンヤはこんなことを言っていた。

――オレにキスされた“スケベ”マ×コは、“ドスケベ”マ×コになる――

その通りだと、涼子は思っている――絶頂寸前を長く漂った――正確に叙述すれば『漂わされた』涼子の秘部は、レンヤのペニスを渇望していた。


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