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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第31章 31
そして涼子はいよいよとばかりに、レンヤの黒いビキニパンツ――その“黒い繭”の上端の両脇に、左右の手の指をそれぞれ引っ掛けた。

然る後、その部分をグッと手前に引っ張って、さらに下へ引き摺り下ろしてみれば、レンヤのそれ相応に勃起したペニスが、涼子の目と鼻の先に現れる。 

それは、パンツという支えを失うのに合わせてダラリと前に倒れ、床と平行になった。

美しい流線形が、涼子の顔を向く――正面から見ると、レンヤのペニスは“蛇”のように見えた。

涼子はその“蛇”に向けて、感嘆の溜息を漏らす。

               ☆☆☆☆☆

実のところ、現段階で既に、レンヤのペニスは多くの女性が憧れ、また多くの男性が妬むだろう逞しさと持っている。

その長さは、涼子の手首から中指の半分までのそれと殆ど同じで、太さは涼子が親指と中指を使って綺麗な”輪”を作ってみれば、それと等しかった。

しかしながら、レンヤのペニスはこれからさらに膨張する――――涼子が漏らした感嘆の溜息には、その膨張への期待が、存分に含まれていた。

               ☆☆☆☆☆

時に――これも『言わずもがな』だが――涼子がレンヤのペニスをその目にするのは、何もこれが初めてではない。

だとしても今、涼子が眺めているペニスは、やはりこれまでとは違ったものに、涼子の目には映った。

               ☆☆☆☆☆

“恋人”のペニスである。

レンヤが涼子に“愛”を捧げるための、ペニスだ。
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