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体育倉庫の狂宴~堕落する英語教師~
第33章 33
然る後、口をやんわりと開けて――ハァァァ、ハァァァ……と、まるで寒い冬の朝に悴(かじか)んだ手を温める時のように、熱い吐息をペニスに吹きかける。

併せて涼子は――その合間を使って――レンヤのペニスを褒め称えた。

「本当に、立派よ……」――ハァァァ……――「レンヤ君の、オチ×チン……」

実のところ、涼子が(『早川君』ではなく)『レンヤ君』と名前で呼んだ上で、たった一言“オチ×チン”と口にしただけで、体育倉庫の“空気”は、一気にその質を変えた。

               ☆☆☆☆☆

それも当然だ――今までは、涼子が何かしらの“猥褻な言葉”を発声する時、必ず四人の男子のうちの誰かに“強制”されてそれに及んでいた。

でも、今は違う――涼子は“自主的”に、そうするのが憚れて然るべき卑猥な言葉を口にしている。

               ☆☆☆☆☆

「こうして眺めているだけで……」――ハァァァ……――「身体が熱くなっちゃうオチ×チンだわ……」――ハァァァ……――「こうして眺めているだけで……」――ハァァァ……――「“涼子”のドスケベマ×コが、ジンジン疼いちゃう……」

“ドスケベマ×コ”――涼子の口から、さらに猥褻な言葉が“自主的”に出た。

加えて、涼子は『涼子』という下の名前を、一人称として用いた。

そんな涼子の、“清楚”から“スケベ”への“変貌振り”に、その場の面々が――今までは常に余裕の態度を欠かさなかった男子までもが――いよいよ驚いた様子を見せる。

               ☆☆☆☆☆

涼子はそんな周囲の、(涼子にすれば思惑通りの)“驚愕”が面白くて、もっと破廉恥な自分を披露したい衝動を抑えられない。

「ねえ、レンヤ君……涼子、この立派なオチ×チンをドスケベマ×コに貰えるなら……」――ハァァァ……――「何だって、するわ……」――ハァァァ……――

涼子は、“詩的な表現”を使用して、レンヤのペニスへの賞賛を続けた。

「今、涼子がイチバン欲しいもの、それは……」――ハァァァ……――「ダイヤモンドでもなくて、ミンクのコートでもなくて……」――ハァァァ……――「レンヤ君の、オチ×チンよ……」――ハァァァ……――「レンヤ君のビンビンのオチ×チンが、欲しい……」

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